ご存じの方も多いと思います。
「深夜食堂」というドラマ…
原作のコミックも大好きです。
このドラマ、実によく出来てます。
まずセット。
長く営業していて、足元にはゴキブリホイホイなんかが置かれてそうな…
すえた油のにおいがしみ込んでそうな壁とか…
手を置いたときにちょっぴり手がべたつきそうなカウンターとか…
多分十分な予算はないであろう中に、原作を愛するスタッフの熱意が感じられます。
飲食店ってビジネスという点だけに視点を置くと、正直なところ僕はあんまし興味はありません。
それよりも、そこに集う(集ってくれる)人間の、それぞれが抱えるドラマに興味があるのです。
すべての事が、完璧に順調にすすんでる人って、そんなに多くはないんじゃないでしょうか。
人は強くて弱いから、新しい一歩を踏み出すために、或いは心に安らぎを求めるとき、ほっと一息つきたくなることがあります。
そんな時皆様はどうなさいますか?
もしかしたら、そんなときにこんなお店が必要になるのかもしれません。
自分がやっててホントそう思いましたもん。
そして、そんな心境のときは、一流と呼ばれるような贅を尽くした料理よりも、それぞれの方の生きざまの中に潜むように記憶されているソウルフードと呼ぶべきお料理こそが食べたくなるであろうし、美味であるはずなんです。
たとえばコレとか。
少なくとも、私の回りの方で食べたことがないとおっしゃる方は少ないのではないでしょうか。
そんなお料理を口にしたときに、心をリセット出来たりするんじゃないかなあ。
僕は、これこそが究極のおもてなしであるように思えてなりません。
そして、僕だけかもしれませんが飲食サービスに従事するものにとって最大の目標点であるような気が致します。
食やレストランをテーマにした映像作品は数あれど(もちろんほとんど見てますが)、こんなに僕のハートを打つドラマは今のところ他にありません。
上に貼ったリンクからこのドラマを視聴出来ますので、ご存じない方は一度ごらんくださいね!
今、飲食サービスの現場はコストの関係で、提供する側の低年齢化と無知化がどんどん進んでいます。
それも時代の流れのなかでは必然なのかもしれませんが、心が疲れているときに、顔を見ただけでホッとするような、酸いも甘いも知り尽くして適切な対応をしてさしあげることが出来るようなサービスマンになりたいなあ。
一生現場で接客していたいなあ。
出来ればこんな方のような渋さも持ってね… (^^♪

最近のコメント